よく子供のころ親や学校の先生に「整理・整頓」をちゃんとしなさい!
と言われたことはないだろうか?
40手前になっても僕のデスクはいつも無茶苦茶だ。
なぜ「整理・整頓」が大事なのかは考えなくてもわかるものだが、いつもめんどくさい・・・あとでやるが勝ってしまう。
そうするといつの間にか、机の上が「バミューダ海峡」のようにあるはずの書類が消えてしまっている。
「確かこの辺りに・・・」
まさに仕事ができない人間の典型的な例を見事に演じてしまう。
整理・整頓とは?
もともと「整理」とは、いるものといらないものを分ける作業だ。
「整頓」とは、必要なものをいつでも取り出せることを言う。
そう!この「整理」と「整頓」の仕分けや区別ができないのだ。
そんな思いをしたことがあるのは僕だけではないと思う・・・
そこで、そんな方にピッタリな書籍がある。
整理収納アドバイザー1級を持っている「小松ゆみ」さんの「循環ライフで、こんなにキレイ!ゆるい片付け」だ。
必要なもの、不必要なものを面倒くさがらずにできるようになった。
できるようになったというよりも考えるようになったといった方が正解かもしれない。
本書の中で、「循環ライフ」という言葉がある。
「循環ライフ」とは捨てすぎもよくないし、貯めすぎもよくない仕組みづくりのこと。
「片付け」という枠を超えたなにか生きていく上で必要不可欠なこと・・・
まさに「ライフ」だと思った。
著者も「循環ライフ」を行うことによって「人間関係」「健康」「生き方」にも通じるものがあると本書で述べている。
他にもなるほどという片付けのちょっとした考え方やコツが書かれていて目に鱗だった。
まとめ
この本では、主に
- 台所・掃除
- クローゼット
- 消耗品
- 趣味・思い出の品
- 人間関係
- お金と住まい
のことについて片付けのコツや、著者の体験談をもとに誰でも実践できるようにわかりやすく書かれている。
僕は読んでいてストレスなくスラスラとあっという間に読み終わってしまった。
お金や住まいや人生も「ゆるい片付け」でちょっと快適に過ごしたい方はぜひ手に取ってもらいたい。
僕も毎日、なにか、もやもやしていてスッキリしないときや「ストレス」溜まっているなぁと感じたら、この「ゆるい片付け」を参考に心もお部屋もスッキリさせたいと思う。