子どもの可能性を踏みにじることがどれほど辛いか初めて体験した

どうも、コースケです。

僕は既婚者で、娘が3人います。

一番上の子は、中学3年生、今年いや来年か、受験で一生懸命勉強をして頑張っています。

中2の秋ごろから、塾に通うようになりコツコツと毎日、勉強をする姿をみて我ながら「すごいな・・・」と思って見ていました。

母親が、とても子ども思いで、自分の人生を投げ売ってでもいいぐらいの、「愛」がありいつも尊敬の眼差しで見ています。

しかし肝心の、僕はというと「エゴ」の塊で、おそらく頭の中身は「¥」一色なんじゃないかと思うほどです。

もちろん子どもに、なに不自由なく暮らして欲しいという思いが第一にあるからこそ、僕は「銭」をかき集めているわけですが、今覚えばいつの間にか目的を忘れギャンブルチックになり自分を完全に見失っていきました。

たくさん稼ぎたい欲望が日に日に増し、子どもの為に稼ぐ目的が、自分の「エゴ」のために代わり、そのことに気が付かず、とうとうここまで来てしまったかというイメージです。

余裕であるであろう資金が底をつき、何度もカゴの中を見ても必要な「¥」がないのです。

以前は、サラリーマンの給料だけでは、家族を養うことができないので、始めた副業。

少しづつではありますが、軌道に乗り、下の2人も幼稚園に入れることができるようになりました。

母親も働かずに子どもといる時間がたくさん作れるようになって順風満帆かと思い始めました。

しかしそこからは、もう自分の中で欲の塊がもろに出はじめて、とうとう今の仕事を辞めたくて仕方がなくなっていました。

理由はわかりませんが、毎日、毎日、口癖のように今の仕事を「辞めたい」「辞めたい」というようになっていき、しかしその思いとは逆に副業が鳴かず飛ばずになっていったのを覚えています。

そこで倍々に稼ぐ方法(投機)を模索し、いろいろと手を出したのですが激しい波にもろに飲み込まれ、八方塞がりになっていきました。

一度「ダークサイド」に落ちてしまえば、何をやってもうまくいかないとは、こういうことだと実感致しました。

先日ですが、とうとう「審判の日」が来てしまい、子どもの要望通りの高校進学(私立)に頭を縦に振ることができませんでした・・・

これほど、辛い瞬間はなかったです。

しかも輪をかけて突きつけられた、高額な塾の見積もりをみて自分が底に落ちていくかのような、墜落感がありました。

我が娘は、手前味噌ではありますが、とても優秀でいつも持ってくる学校の成績表は、学年でトップ3に入るほど・・・

僕は、子供の可能性を踏みにじることだけはしてはいけないと常日頃、思って生きてきました。

しかし、約束は守れませんでした・・・

然るべき事実。

¥を追いかけ続けた末路だと思っています。

殴り書きのような反省文になってしまいましたが、もし同じような境遇の方がいましたら目的を明確にして自分を見失わずに「お金を追いかける」ことだけは避けてほしいと思います。

自分が言っても信ぴょう性がありませんね・・・・

でも今回お金を、追いかければ、追いかけるほど逃げていくことを痛烈に痛感し、それよりも自分は、この世の中で何ができるのか?

自分の中の「真の目標」はなんなのか?

僕は、とりあえず小さな目標を捉え、コツコツと小さな目標を少しづつでもクリアし、また新たな小さな目標を淡々と積み重ねる・・・

今は、これの繰り返しをして人生のリハビリに専念していかなければいかないと考えています。

続く・・・