昨日、本社に呼ばれ休みだというのに出勤した。
内容は、うちの会社は退職金制度は無いということ。
初めて聞いた・・・
上司の退職時に退職金をもらった話を直接聞いたので、てっきり退職金はあると思っていた。
そもそも、就業規約すらない会社なのでまさになんでもありの会社だととつくづく感じた。
その前に退職届を出した話をしたいのでお付き合いのほどお願いしたい。
退職の旨を会社に伝えたのは、5ヶ月前のことだ。
社長に最低でも半年はいてもらわないと困ると言われていた。
家庭の事情もあり、会社の為というよりも、もう少し待っても良いという状況だったので話を飲むことにしたのだ。
引き止め
その後、会社側としては当然引き止めをしてくる。
条件はこうだ。
- はっきりとした提示はなかったが給料アップ
- 有給を全支給(僕は、14年間有給をとったことがなかった)
- 働きやすい環境(従業員の要件を聞くようにする)
- 設備の充実化(老朽化した機器の入れ替え)
- 10年後も続けられる施設づくり
実は、これって当たり前のことではないのか?
何十年も同じ環境で働いていると麻痺してくる。
要は、まともな会社にしますということなのだろう。
でも、更に好条件を望めば飲んでくれるような気がしたが、辞めると決めていたのでまぁ関係のない話だ。
退職金
退職金の話を戻すと実は、金額の提示はあった。
さすがに反発を恐れたのか「特別功労金」有給買い取り(50万)を含めた150万を渡すといってきたのだ。
こういった、有給含めた金額を提示してくるのがとても今の会社らしい。
要は、退職金はないけど功労金として100万でいいだろうということだ。
最低の最低ラインの提示に思えた。
悪く言えば、これぐらい出しておけば文句はあっても乗りけれるだろうといった具合だ。
腹が煮えくり返る心境を抑え帰路に立った。
誓約書
その後、社長にまた呼び出され「誓約書」にサインをしろと言ってきた。
内容は、会社の情報や労働環境を外にバラすなといった記文。
どうやら自分たちが不正をしているのをわかった上での「誓約書」なのだろう。
なんとも世知がない世の中だ。
確かに従業員に恨まれる会社環境を作っているので、こうなってしまうのだろう。
辞めていった社員を今振り返ると、ほとんどもめて辞めている。
昨年も辞めた社員が、かなり揉めて今でも労働裁判中だという。
自業自得の会社といった具合だ。
就業規則
再三、従業員たちは「就業規則」を作ってくれと10年前から言ってきた。
それが突然、僕が辞める前に急いで作り労組に提出するとのこと。
僕が、辞めたあとに相談されるのを恐れたのだろう。
「誓約書」といいい「就業規約」といい、いまさらなにをやっているか…
まとめ
余談だがネットで調べだと、15年努めた中小企業の退職金は200〜250万。
重要なポジションにいた僕にとっては、悪くて300万ぐらいだと考えていたのでこの開きは、とても痛い。
しかし、会社と揉めても仕方がないので辞めてよかったと前向きに考えて次に行くつもりだ。