実際、役員面接を受けてきたので備忘録としてレビューする。
面接会場は、東京の八丁堀の某企業の本社。
八丁堀にグループ会社が2つあり、言われたとおりの場所に向かったが、どうやら場所が違ったらしい。
会社側で場所指定を間違えたからと言って、面接時間に遅れることはご法度と思いかなり焦った。
面接時間ギリギリに到着し、汗だくでの面接となった。
面接で聞かれた内容
面接と言っても、役員面接なので名刺を頂くことになった。
なんだか特別待遇の面接と感じつつも、面接はどうも苦手だ。
今まで、面接をする側であったので特に対策は必要ないと思って挑んだが、いきなり自己紹介をしてくださいと言われたときには、ビクッとしてしまった。
私は、基本面接官をするときは相手の緊張をほぐそうとどうやって来たのかなど簡単な話から入り、経歴を聞きながら世間話をしたりして、本音をポロッと聞き出すスタイルで行ってきた。
役員が3名いたので、総務部の課長はマニュアル通りの面接にしたのだろう。
そうなるとマニュアルとなれば、次に実績を聞いてくるとわかっていたので、自己紹介をしながら実績について考えていた。
まぁでもやってきたことをそのまま話すのが一般的だが、具体的に話さないと相手に伝わらない。
実績となれば、目に見えたトークが必要となる。
ふと思ったのが、前職の貢献は当たり前のことを当たり前にしっかりこなすスタイルだったが、それではなんの実績もならない。
実績というのは、はっきり言ってしまえばどれだけ会社に利益をもたらしたのかということになる。
そうなると、具体的な実績のひとつとして「インターネット集客」といった具体的な例が浮かんだ。
とっさに出てきたフレーズで話を勧めてアピールをした。
あとは、役員からの履歴書を見ながらの質問だった。
面接に受かる方法など存在しない
私もいろいろと面接を行ってきたが、実際にいい人材と判断し採用したがすぐに辞めてしまったり、あまり期待しないで仕方なく採用した人物が、長く働き会社に利益を出してくれるなど様々だ。
結局の所、面接というのは1回やそこらで人を判断するのは不可能と考えている。
私の採用の目が節穴と言われてしまえばそれまでだが、何十人も面接を行ってきたのである程度は参考になると感じている。
では、採用されるのは運で決まるのかと思われるがそうでもない。
結局の所、履歴書がすべてを物語っている。
職を転々としている履歴書を見れば、あまり長続きしない人材なのだと判断する。
いや、判断せざる負えないと言ったほうが正解なのかもしれない。
特に、1年弱で辞めている経歴を観ると、その会社に不利益をもたらしたと考える。
会社は、リスクと経費を削って人を採用しているのではじめの1年は、赤字と考えるのが普通だ。
2年、3年となってようやく会社に利益をもたらす人材となっていく。
面接対策
面接を受ける側は、ある程度面接対策をしてくるのは常識と考える。
では、どこで面接官は判断するのかというと、ある程度経歴を聞いたあと、世間話などを交えて本音をポロッと聞き出す。
そこで、判断したり人望を観たりする。
それと、相手の目をしっかり観て話をするかなど細かいところを観たりするので、しっかり観る必要性がある。
あとは、おどおどせずしっかり堂々と物腰柔らかく話すのが好印象を与えるといったところだ。
まとめ
今回は、私の面接の体験談と面接官側の考え方を話したが、あとは場数を踏むしか方法はないと思っている。
基本である、服装や相手の目を観ること、姿勢を正し的確に面接官の質問に淡々と答える。
これさえできていれば、あとは面接官とのフィーリングになってくるのでうまくやれば、好印象を与えられるだろう。
あとは、会社側の都合になるので、こればっかりは運でしかなくなる。
会社の事情はどうにもならないので、1社だけでは物足りないと考え数社受けることが望ましいと考える。